人気イラストレーター永井博、ブルー・ペパーズ福田直木が出演するアナログ盤オンリーのDJイベント「GINZA AOR CITY」、3/25開催決定!
70~80年代に全盛期を迎えたAOR(Adult Oriented Rock)は、日本の音楽ファンに支持され大きなマーケットを生み出し、現在ではAORから強い影響を受けたシティ・ポップと呼ばれる日本特有の音楽ジャンルも再び人気を博しています。また、このコロナ渦に在宅時間が増えた影響もあり、音楽市場ではレコードのセールスが好調で、特に若年層や女性が初めてレコードを購入するという現象が起きています。1976年、ボズ・スキャッグスのアルバム『シルク・ディグリーズ』をきっかけに巻き起こったAORの誕生40周年を記念して、ソニーミュージックの有する名盤からレア盤までさまざまなタイトルのCD再発が行われた“AOR CITY”シリーズでも、2021年11月にシリーズ初となるLPレコードで5タイトルを再発し、好評を博しました。
このたび、AOR CITY ON VINYLシリーズのキャンペーンの一環で、”DJ PLAYS VINYL ONLY”をテーマに、アナログ・レコードだけを使ったDJイベントの開催が決定しました。「GINZA AOR CITY」と題し、アートと音楽に彩られたスタイリッシュなホテル「アロフト東京銀座」で、“AOR好き”、“レコード好き”を公言するミュージシャンやデザイナー、アーティストらがとっておきのレコードを持ち寄り、ハイクオリティの音響でAOR~シティ・ポップを堪能するDJイベントとなります。
3月25日に開催される第1回目には、大滝詠一の『A LONG VACATION』のジャケットで知られ、AOR CITYシリーズのイラストも手掛けているイラスト界の巨匠、永井博がDJとして登場します。永井氏はイラストの世界だけでなく、レコード・コレクターとしても知られており、DJ活動も精力的に行っています。さらに、現代版シティ・ポップ・ユニットとして人気を集めるブルー・ペパーズのメンバー、福田直木の出演も決定。1992年生まれの福田氏はAOR CITY ON VINYLシリーズの監修を務める他、AOR関連のディスクガイドの執筆など活動の幅を広げています。
また、このイベントでは、GINZA RECORDS & AUDIO(ギンザレコード)とTAD(テクニカルオーディオデバイセズラボラトリーズ)の協力を得て、TAD Evolutionシリーズなど最高級のオーディオ機器を使用し、会場に合わせた最良のセッティングでお楽しみいただきます。ソニー・ミュージックレーベルズでは、往時を知る中高年だけではなく、幅広い年齢層の音楽ファンにレコードの持つ魅力を伝え、新たな音楽体験を提供してまいります。
【イベントの詳細】
GINZA AOR CITY ― DJ PLAYS “VINYL” ONLY
■出演DJ
永井博(イラストレーター)
福田直木[from Blue Peppers](ミュージシャン)
■日程
2022年3月25日(金)19:00~22:00
■会場
(東京都中央区銀座6-14-3)
■ミュージック・チャージ
無料
■協力
‣GINZA RECORDS & AUDIO(ギンザレコード)
【お願い】 ご参加いただく際には、会場の新型コロナウイルス感染症防止に関する取り組みにご理解・ご協力をお願いいたします。
〈出演者のプロフィール〉
■永井博 / Hiroshi Nagai
抜けるような青空にプールサイド、ビーチ、椰子の木・・・トロピカルなリゾートの風景からアーバンな夜景まで、日本のイラストレーション界を代表する画家、永井博。1947年生まれ。グラフィックデザイナーを経て、1978年よりフリーのイラストレーターとして活躍。大滝詠一の『A LONG VACATION』(1981年)に代表されるトロピカルでクリアな作風で数多くの広告やレコード・ジャケットに携わる。近年では世界的にファンが拡大し、アメリカのLight In The Attic Recordsより発売された『Pacific Breeze: Japanese City Pop, AOR & Boogie 1976-1986』のアートワークも担当。また2017年7月に作品集『time goes by...』が復刊された。2020年9月、オーストラリア・シドニーにて展示会を開催。イラストの世界だけでなく、ソウル・ミュージックのレコード・コレクターとしても知られており、DJ活動も精力的に行っている。
■福田直木 / Naoki Fukuda [from Blue Peppers]
1992年生まれ、東京都渋谷区出身。幼いころからピアノやドラムに触れ、TOTOのジェフ・ポーカロのプレイに感銘を受けてAORを聴き漁るようになる。高校時代にはDTMソフトを使った楽曲のコピーに熱中したことを契機に作曲を始め、それがブルー・ペパーズの活動へと繋がっていった。バンド活動以外に、個人でも楽曲提供やAOR関連のディスクガイドの執筆などを手掛けるなど、活動の幅を広げている。ブルー・ペパーズは福田直木と井上薫による音楽ユニット。高校在学中に出会い、2015年より本格的な活動を開始。さまざまなジャンルの音楽をミックスし、「本質的でありながらも聴きやすいポップス音楽」を追究している。2021年12月8日に2ndアルバム『SYMPHONY』をリリースしたばかり。
〈関連商品の情報〉
AOR CITY ON VINYLシリーズ(全5タイトル)
『ハード・キャンディ/ネッド・ドヒニー』 [1976年] (SIJP-1034)
※タワーレコード限定で「クリアヴァイナル仕様」(SIJ7-1001)も同時発売します。
『シルク・ディグリーズ/ボズ・スキャッグス』 [1976年] (SIJP-1033)
『オアシス/ジミー・メッシーナ』 [1979年] (SIJP-1036)
『エヴァーグリーン/ブッカー・T』 [1974年] (SIJP-1035)
『ナイトフライト/ナイトフライト』 [1979年] (SIJP-1038)
・定価各¥4,180(税抜価格¥3,800)
・LPレコード(永井博イラスト帯付き)
・完全生産限定盤
・解説/歌詞・対訳付き
・ソニー・ミュージックグループ自社一貫生産
コンピレーションCD『AOR CITY BY THE SEA』 (SICP-31478)
・定価¥1,980(税抜価格¥1,800)
・高品質Blu-spec CD2
・紙ジャケット仕様
・ジャケット・イラスレーション:永井博
・選曲/解説:福田直木(from Blue Peppers)
・デジタル版(ダウンロード/ストリーミング)も同時配信