Hobos, Heroes And Street Corner Clowns

￥2,000 (税込)

DON NIX

LABEL | P-Vine (Enterprise)

ゴスペル色の強いスワンプ・ロッカー：ドン・ニックスの3作目。録音はマッスル・ショールズ、ロンドン、フランスで行われており、マッスル・ショールズの方ではピート・カー、エディ・ヒントン、バリー・ベケット、デヴィッド・フッド、ロジャー・ホーキンスが、ロンドンの方ではクラウス・ヴーアマン。スミス＝パーキンス＝スミスの3人（ウェイン・パーキンス、スティーヴとティムのスミス兄弟）がバックを務めていると思われる。バック・ヴォーカルにはジーニー・グリーンや夫人となるクローディア・レニアらが加わっている。本作にはジェフ・ベックが取上げた「Black Cat Moan」や「Sweet Sweet Surrender」を収めており、唯一のカヴァー曲「When I Lay My Burden Down」では裏ジャケに写っているブルース・マン：ファリー・ルイスが前半を唄う。スワンプ・ロッカーのニックスではあるが、本作ではストリングスが入るポップな曲も入れて、スワンピーな曲とバランスを取っている。ポップな曲も彼が唄うと味があるものとなっている

＊97年発売盤で、帯なしライナー付です